去年の4月から急に通っていた幼稚園がヨコミネ式を導入した。
今までは幼稚園に行く時に泣くことなんてなかった次男。
導入された当初「行きたくない」と泣きじゃくり、行くことを拒否していた。
僕と奥さんは、その変化に不安を感じる中で、ヨコミネ式について疑問を抱き、少し否定的な印象を持つようになっていました。
正直、転園も考えるくらいに・・・
しかし、長男も通っていた幼稚園で、先生方も次男のことをよく気にかけてくれます。
次男は人見知りがあるため悩んだ末にしばらく様子を見ることにしました。
しかし、続けていくうちに僕と奥さんの考え方は変わっていきました。
今回は、ヨコミネ式を導入した幼稚園での1年間で次男がどのように成長し変化したのかを紹介したいと思います。
自己紹介(次男)
- 人見知りな性格
- 恥ずかしがり屋
- お兄ちゃん大好き
- 負けず嫌い
- 真面目で我慢するタイプ
ヨコミネ式とは
横峯吉文氏によって確立された、幼児教育に特化した独自のアプローチです。この方法は、子どもたちの自主性を育みながら「学ぶ楽しさ」を引き出すことを目的としています。
ヨコミネ式の理念と特徴
- すべての子どもが天才である
- 自立心の育成
- 3つの力の育成(心の力・学ぶ力・体の力)
- 4つのスイッチと才能開花の法則
【4つのスイッチ】
- 認められたがる
- ちょっと難しい事をしたがる
- 競争したがる
- 真似をしたがる
他の教育法との違い
- 競争心の活用
- 主体性を重んじる
- 成功体験の積み重ね
- 早期教育の徹底
- 他の方法が競争を控える中、ヨコミネ式は競争でやる気を育てます
- 子どもが「やりたい」と思う気持ちを自ら引き出す環境を作ります
- 少し難しい課題で成功を経験し、自信とやる気を育てます
- 小学校前から基礎学習を徹底し、自信を育てて次のステップへつなげます。
なぜこの教育法を導入したのか?
卒園生が小学校で逆上がりや授業についていけず、自信を失ったという報告を受け、それが導入のきっかけとなったそうです。
初期の不安と反発
次男が泣いて反発する理由
朝一番のかけっこの競争で、年上の子には追いつけず、年下の子にはハンデをつけることで勝てないこともあり、負けず嫌いな次男は大きなストレスを感じていました。競争が楽しみではなく、辛かったようです。
不安な親心・先生の温かな対応
毎朝涙を見せる次男の姿に胸を痛めつつ、不安から先生にお願いし様子を見学しました。
次男に根気強く寄り添う先生方の姿に安心し、信頼して見守る決意ができました。
成長と変化
【成長】
負けることを極端に嫌がるので「負けることは恥ずかしいことじゃない」
「最後に勝てばいい」と励まし、「来年までの目標にしよう」と伝えたら少しずつ納得してくれて涙を見せることはなくなりました。
【変化】
泣いてばかりだった最初の頃とは違い、次男の様子に少しずつ変化が見え始めました。
かけっこの競争で負けるより勝つことが多くなったようで、帰宅後は「今日一番だった」や「俺速いけんハンデが増えた」と嬉しそうに話すようになりました。
ピアノや字学にも興味を示しており、家でも積極的に練習するようになりました。
長男が小学校の宿題をしているので、真似をしたくてやっているのかもしれませんが【笑】
ヨコミネ式の効果と魅力
- 目に見える成長
- 運動面での上達
- 文字や計算の習得
- 自信がついていく様子
- 挑戦しようとする気持ち
- 自主的に練習を始める
※当時の長男と比べての違いなので個人差はあると思います
最後に
今では、子ども自身の自信や自己肯定感が高まり、積極的に挑戦する姿が見られるようになりました。
最初は泣きながら行きたくないと訴えていた次男が、今では自分から「やってみたい」「できるようになりたい」と意欲的に取り組むようになりました。
できないことに対しても、諦めるのではなく「練習すればできるようになる」という前向きな姿勢に変わってきています。
まだ「早いからもう少し大きくなったらね」という事もやろうとするので、面倒くさいと思うこともありますが(笑)